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第1章 再会

少しの休憩を挟んで、撮影が再開される。
私が本郷さんの精液を飲み込むシーンからだ。
しかし、先程のは出してしまったのであくまで飲んだ振りをした。

「ん、···本郷さん、落ち着きましたか？」

「まだ、痛くて痛くてたまらない···。看護師さんならどうしたらいいか、分かるよね？」

私は本郷さんに押し倒されて、覆いかぶさった本郷さんを見て首を振る。

「まっ！ダメです···これ以上は····！」

私はカーテンで仕切られた、隣のベッドを気にした。

「大丈夫ですよ、看護師さんが声を出さなければバレない話···ね？」

「っっ、ダメですってば···やっ、だぁ」

私は耳を舐められてゾワゾワと背中を震わせた。
いや、ちょっとほんとに腰に来るから止めて欲しい。
抱き方に関しては男優に任せられてるから、こちらは何も言えない。
もちろん、あらすじみたいな物はあるけれど男優任せだ。

その間にも本郷さんは、私の唇に噛み付くようなキスをする。
一方的にされるシーンで、私は見を固くしながら目を瞑っていると、ナース服のファスナーが下ろされて、私の上半身が露になった。

「本郷さん、ダメですってば··！」

私はわざとスカートが捲れるように、足をじたばたさせた。