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人妻デッサン~絶頂に導かれた絵理奈
第9章 テーブルクロスの誘惑
長いテーブルクロスが、テーブル下の光景を隠している。

でも、その生地はやや透き通っていて、客の脚の様子がうっすらと見える。

「絵理奈さん、脚を開いて」

メインディッシュを食しながら、原島が絵理奈にささやきかける。

静かな彼の声には、しかし、それを拒絶することを許さない気配があった。

「原島さん・・・・・・」

「もっと快楽を求めたい。違いますか?」

彼に本音を見透かされた様な気がした。

ワインを口にしながら、絵理奈はいつしか肉体が熱を帯びているのを感じていた。

数時間前、彼に激しく抱かれた記憶。

目の前に座る原島のどこまでも真摯な視線。

周囲の客が自分を見つめてくる気配。

そして、ノーブラを強要された自分。

もっと深い快楽を知りたい・・・・・。

一度悦びを知ってしまった人妻の肉体は、再びそれを欲しがっている。

「さあ、さっき以上に大胆になってください」

いやっ・・・・・・・・・、原島さんっ、いじめないで・・・・・・・・・

心の中でそう叫びながら、絵理奈の体は彼に素直に反応していく。

テーブルの下、絵理奈がゆっくりと両脚を広げていく。

彼のつまさきが、大胆にそこに伸びてくる。

ワンピースの奥で、絵理奈の柔かな内腿が撫でられる。

「駄目っ・・・・・・」

絵理奈はかすかな声でそう漏らす。
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