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第3章 第二章　理想のセックス

ない監督である。
　益荒男豪太は、過激な撮影で過去に三度逮捕されたことがある、ＡＶ業界の問題児だった。かつて問題視されて規制された『だまし撮影』をよくやっていた監督である。モデルの募集、とウソをついて女を勧誘し、人気のない倉庫街や別荘などでレイプして、強引に撮影するのである。他にも、医者や弁護士ばかりのセレブパーティーと偽って、ＡＶ女優とＡＶ男優ばかりでパーティーを開く。そこへ誘われてやって来た素人女性数人を、そのまま乱行パーティーに雪崩れ込んで、雰囲気で巻き込んで輪姦するなど。
　そして益荒男豪太の悪評の原因は、そうやって騙して犯した一般素人女性を、激しいセックスで洗脳して、自分のセックス奴隷にしてしまうことだ。何度も失神するほどイカされた素人女性たちは、もう逆らう気力を失って、従順なマンコ犬に調教されるのだ。
「エリート気取りの女教授。しかも極上の美人。調教のしがいがあるで」
　豪太はいかついギョロ目をらんらんと光らせて。
　頭の中で高学歴の女をどう洗脳するか、想像して勃起した。