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気付かされた願望〜瑞穂の場合〜
第1章 瑞穂
後日繁華街のSMバーに向かう。営業前に写真撮影とスタッフの方から話を聞ける事になった。
一角にあるビルの4階に目的の店があった。
インターホンを鳴らしアポイントを取っている取材だと伝える。
ドアが開きスタッフの女性が顔を出す。30代くらいと思われる女性が顔を出す。胸元が大きく開き体のラインにピッタリ沿ったドレスを着ている。
「初めまして。今回取材させていただく篠岡と言います。よろしくお願いします」
「愛羅といいます。よろしくお願いします。」
店の中に通される。薄暗い店内はバーカウンターとテーブルが何席かある。天井から吊るされた吊り輪のような物や☓型の磔台のような物や様々なものが置かれていた。
「写真撮っても大丈夫ですか?」
「どうぞ。お好きに撮ってください。」
部屋のあちこちをデジカメに納める。
「凄いですね。初めて来ましたよ」
「あはは。そうでしょうね。」
愛羅さんが笑う。
「じゃあお話聞かせてもらって良いですか?」
「はい。何か緊張しちゃいますね」
テーブル席に座らせてもらいボイスレコーダーを起動する。
「今回は協力して頂き有難うございます」
「いえいえ。雑誌読ませてもらってますよ」
「えっ?そうなんですか?愛羅さんより少し上の世代向けだと思うんですけど」
「多分そうでもないと思いますよ。年齢は言いませんがターゲット通りだと思います。」
そう言って笑う。意外だった。
「見えないですね...。有難うございます。」
「こちらこそ有難うございます。趣味も兼ねて、こういう仕事してるからですかね。篠岡さんもお綺麗ですよ」
「またまた。そんな事ないですよ」
二人して笑う。
「では、早速お伺いしますね。まずはそもそもここはどういったお店なんですか?」
「そうですね。SMバーとSMクラブの違いは分かりますか?」
「すみません。勉強不足で」
「大丈夫ですよ。SMクラブって言うのはお客さんがお店にお金を払ってスタッフとSMプレイをするお店なんです。
うちみたいなSMバーはSMショーを見たりしながら、お客さん同士や店員を交えて会話をしながら性的趣向を曝け出していただくお店なんです。だから本番行為と性器の露出は禁止なんです。」
「...なるほど。」
「だから色んなお客様に気軽に来て欲しいんですね。だから今回も取材をお受けする事にしたんです。」
一角にあるビルの4階に目的の店があった。
インターホンを鳴らしアポイントを取っている取材だと伝える。
ドアが開きスタッフの女性が顔を出す。30代くらいと思われる女性が顔を出す。胸元が大きく開き体のラインにピッタリ沿ったドレスを着ている。
「初めまして。今回取材させていただく篠岡と言います。よろしくお願いします」
「愛羅といいます。よろしくお願いします。」
店の中に通される。薄暗い店内はバーカウンターとテーブルが何席かある。天井から吊るされた吊り輪のような物や☓型の磔台のような物や様々なものが置かれていた。
「写真撮っても大丈夫ですか?」
「どうぞ。お好きに撮ってください。」
部屋のあちこちをデジカメに納める。
「凄いですね。初めて来ましたよ」
「あはは。そうでしょうね。」
愛羅さんが笑う。
「じゃあお話聞かせてもらって良いですか?」
「はい。何か緊張しちゃいますね」
テーブル席に座らせてもらいボイスレコーダーを起動する。
「今回は協力して頂き有難うございます」
「いえいえ。雑誌読ませてもらってますよ」
「えっ?そうなんですか?愛羅さんより少し上の世代向けだと思うんですけど」
「多分そうでもないと思いますよ。年齢は言いませんがターゲット通りだと思います。」
そう言って笑う。意外だった。
「見えないですね...。有難うございます。」
「こちらこそ有難うございます。趣味も兼ねて、こういう仕事してるからですかね。篠岡さんもお綺麗ですよ」
「またまた。そんな事ないですよ」
二人して笑う。
「では、早速お伺いしますね。まずはそもそもここはどういったお店なんですか?」
「そうですね。SMバーとSMクラブの違いは分かりますか?」
「すみません。勉強不足で」
「大丈夫ですよ。SMクラブって言うのはお客さんがお店にお金を払ってスタッフとSMプレイをするお店なんです。
うちみたいなSMバーはSMショーを見たりしながら、お客さん同士や店員を交えて会話をしながら性的趣向を曝け出していただくお店なんです。だから本番行為と性器の露出は禁止なんです。」
「...なるほど。」
「だから色んなお客様に気軽に来て欲しいんですね。だから今回も取材をお受けする事にしたんです。」