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気付かされた願望〜瑞穂の場合〜
第1章 瑞穂
「確かにそうですよね...」
「夫を愛することとは別で私は凛花や他の子達を愛しているんです」
「そうなんですか...」

取材を終え家路に急ぐさすがに今日は遅くなる予定だったので子供たちは両親の所で預かってもらった。
電車で揺られている間もさっきまでの光景が頭から離れなかった。
愛羅さんが試しに縛られてみないかと提案してきたが辞退した。少し興味もあったが怖さもあったからだ。
あんな事されたら私はとうなるだろう。想像もつかなかった。
家につき直ぐにシャワーを浴びる。疲れたためすぐに眠りたかったのだ。
ヘッドの中でも相変わらず頭はその事だらけだった。
拘束されていく凛花さんの身体。衆人監視の中で折檻され絶頂に達する。
私だったら...
想像すると子宮が疼く。
下腹部に手を伸ばす。触れる前から愛液が溢れているのは分かっていた。実際触れると予想以上だった。
下半身裸になり自分を慰める。私は頭の中で凛花さんに自分を重ねていた。いつもより大きな声が出る。夢中でクリトリスを弄る。凜花さんの局部にも縄が食い込んでいた。思い出してしまう。
やがて大きな快感の波が私を飲み込み絶頂を迎えた。
そのまま、意識がまどろんでいく。
眠る寸前まで今日見た光景を反芻していた
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