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女流官能小説家 縄奴隷堕ち
第3章 手錠オナニー
今までなかなか踏み出せなかったセルフボンデージをついに試した黒崎涼子。手錠をかけただけでは被虐を感じることはできなかったが、アイマスクで目隠しをし、手錠と足枷を鎖で繋いでみたところ想像通りの被虐を得ることができた。

ジャラ、ジャラ…

「ああ…いいわ…凄くいい感じ」(これなら被虐感を味わえるわ。こんなことならもっと早くやってみればよかったわ…)

深夜2時を過ぎているというのにセルフボンデージを楽しむ涼子。鎖の鳴る音が気に入ったのか、手錠をかけた手を動かしてはジャラジャラと鎖を鳴らしている。しかしボールギャグを装着することを忘れていたことを後悔していた。目隠しと猿轡というのも涼子の被虐願望であった。ここまでやったのであれば最後にボールギャグも試すことにした。

(ボールギャグって口に嵌めるとよだれが止まらなくなるのよね…そんな恥ずかしい姿は誰にも見せられないわね…)

ボールギャグは涼子が一番SMらしいグッズだと思っていた。涼子の書く小説にもボールギャグを嵌められた緊縛女性がよく登場する。口に嵌められると言葉を発することができないだけでなく、よだれが止まらなくなる。実際はどうなのだろうか。自分で試して確認をする時がきた。

また同じように一旦手錠を外した涼子だったが、目隠しをした状態で腕の動きを制限されていた為、手錠の鍵を掴むのに少し時間がかかった。そして、もう一度セルフボンデージをする涼子。ボールギャグ、アイマスクでの目隠し、手錠の順番で嵌めていくと先程よりも強い被虐感を味わうことができた。

ガチャ、ガチャ…

「うぶっ、んぶっ、うぶぶ…んん」(スゴい…ボールギャグって本当に言葉が出せないのね…なんかエッチ。それに凄く惨めな気分になってきたわ…本当に奴隷になった気分。私が奴隷に…)

今の涼子は机の椅子に座り、アイマスクで目隠しをして口にボールギャグを嵌めた状態。両足には革製の足枷を嵌め、連結部分に鎖を繋いでいる。そして、その鎖の反対側は手首にかけた手錠と南京錠で繋がっていた。腕の動きは制限され、目の前の机に手を伸ばすのがやっとだった。
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