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女流官能小説家 縄奴隷堕ち
第4章 訪問者
セルフボンデージによる手錠拘束をした状態のままオナニーをし、絶頂してしまった美人官能小説家の黒崎涼子。被虐と快楽が入り交じるエクスタシー体験をしてから三日が経っていた。この日は出版社の担当者が新作の官能小説の進捗を確認する為に訪問してくる予定になっていた。

「桐月先生、こんにちは」

訪問してきたのは出版社の女性担当者だった。彼女の名前は花井奈央、26歳。身長163cm、スリーサイズは85.58.84。バストのサイズはDカップ。黒髪ショートカットでボーイッシュ系の美人。涼子の担当になってまだ3ヶ月目だった。

「花井さん、こんにちは。あがって」

以前の担当者は中年の男性で仕事以外で関わることがなかったが、担当者が若い女性の奈央に代わってからは涼子の仕事に対するモチベーションも上がっていた。というのも涼子は独りっ子だった為、子供の頃はずっと妹がほしかったのだった。また、この仕事を初めてからも官能小説という特殊な世界である為、奈央のような若い女性の担当者になることが過去にはなかった。

「先生、お願いしている新しい小説のほうはどうですか。進んでいますか?」

「うん。実は…そんなに進んでなくて…締め切りまでには間に合わせるから…」

涼子が奈央と合うのは2週間に1回ぐらいだったが、今まで中年の男性としか仕事をしてこなかった涼子は歳もそんなに離れていない奈央と会うのを楽しみにしていた。また奈央も女性でハードなSM系の官能小説を執筆している美人作家の涼子に興味津々だった。出会ってまだ三ヶ月の仲だったが、その距離は近づいていた。

「そうなんですね…でも先生なら期限までには仕上げてくれると思いますから心配してませんよ。先生のペースがありますからね。新作、私も読むの楽しみです」

「花井さん、ありがとう」(いつも提出するのギリギリになっちゃうのよね。ちゃんと仕事しなきゃいけないのにこないだみたいにオナニーなんかするから…)

奈央と話していると落ち着く涼子。学生時代の友達のようにリラックスして話すことができる相手だった。いつもたわいもない話ばかりしていて官能小説やSMについて詳しく話をしたことはない。涼子は奈央が気を使ってあえて聞いてこないと思っていたが、卑猥な内容の官能小説を書いている自分のことをどう思っているのか、軽蔑しているのではないかと気になっていた。
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