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女王様快楽堕ち
第24章 WINNER
「そうか。それじゃあ、あとは俺たちに任せてもらおうか。このあとエリカがどうなったか結末はちゃんと連絡するぜ。それでお前たちはどうするんだ。またどこかのSMクラブで女王様を続けるのかい?」

「いいえ。もうこの世界からは身を引くことにするわ。女王様は廃業よ。東京からも離れて少し静かなところで亜里沙と二人で暮らそうと思ってるの。亜里沙もそれでいいでしょ?」

「はい、嬉しいです。麻理先輩と一緒に暮らせるなんて。亜里沙は何処へでもついていきますから。麻理先輩…チュッ…んんっ、んっ…」

亜里沙は麻理に抱きつき、二人は田川とリサと百華が見ている前でキスをした。

「フフフ…二人とも熱いわね。まあ、たまには連絡してきなさいよね。いろいろあったけど、アルテミスの仲間だったわけだから」

「分かったわ。でも、リサと百華のことを完全に許した訳じゃないからね。ウフフ…いつか貴女たちにも復讐しちゃうかもよ」


麻理と亜里沙はエリカが監禁されている山奥の山荘をあとにした。その後、二人は東京を離れて地方でレズカップルとして二人暮らしを始めるのだった。

二人の関係は年下の亜里沙がSで、麻理はMになる。

SMの世界からは身を引いたとは言え、麻縄や拘束具、首輪やバイブなどの仕事道具は捨てておらず、麻理は毎晩、亜里沙に縛られていた。

女王エリカの仕掛けた官能の罠から逃れることができた麻理だったが、本当の自分はマゾであるということに気づき、亜里沙のもとでMとして生きていくことを決意するのである。

アルテミスでの恐ろしい出来事の中で本当の自分を見つけた麻理。Mであることに幸せを感じ、今日も愛するレズパートナーの亜里沙に縛られては股間を濡らしていたのだった。

【女王様快楽堕ち 完】
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