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高校生の性春・日記帳
第27章 1月8日(始業式)初夢
お母さんは僕の目を見つめて、淡々とした表情で言い放ちます。
「伊賀の厳しい掟とはね、処女娘の母親と勝負して、満足させることが条件なのよ」
「えっ? 勝負って? お母さんと……ヤルってことですか?」
「そうよ、私を満足させることができたら、娘の処女を差し上げるわよ」
僕は鷹子の反応をうかがうために視線を向けると、彼女は相変わらず無表情のままで僕たちの会話を聞き流しているのです。
その様子を見て僕は確信しました。
勇樹はお母さんとの戦いに敗れて、鷹子の処女を奪うどころか、瀕死の状態にされてしまったんだと。
お母さんは勇樹を相手にどんなくノ一の秘技を使ったのか? よほど凄惨でむごたらしい性技なのか?
でも、いまさら僕は、怖気づいて引き返すわけにはいかない。
こうなったら、お母さんと勝負するしかないのだ。
僕は覚悟を決めて男根を突き出し、ローズピンクのパンティを見つめながら愛蜜の紅茶を飲み干します。
「若いって頼もしいわね。採れたての松茸みたいに、パンパンに輝いてるわ。新鮮で美味しそうだわ。うふっ、恥ずかしがらなくてもいいのよ。さあ、こっちへいらっしゃい」
お母さんは蜂蜜を取り出して男根に塗りたくり、ニンニク粉末をたっぷりと振りかけた。
僕はフェラでもされるのかと思って顔を上げると、お母さんはゆっくりと手のひらを合わせ、忍術の印を結んでいるのです。
お香の煙が鼻孔を突くなかで、お母さんの黒い瞳は金色に輝き、印を結んで呪文を唱え始めたのです。
呪文の呟きが鼓膜に響き耳奥に吸い込まれ、僕はまるで催眠術にでもかけられたかのように、朦朧として意識が遠のいていくのです。