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高校生の性春・日記帳
第7章 7月20日 勇樹の告白
僕は勇樹の口元を見つめて、どんな続きの話があるのか、固唾を呑んで耳を傾けます。
「それから3日後のことだ。オレが学校から帰ったらお袋は台所でアイスコーヒーを作ってくれた。オレは汗をかいていたから一息に飲み干して、自分の部屋に入って鞄を開いた。お前も知ってる通り、鞄の中には教科書にまぎれて週刊誌が入ってる」
前置きなんかいらないから早く本題に入れよと思いながらも、僕は黙ってうなずいた。
「鞄に週刊誌を補充しておこうと思って、いつものように親父の書斎に入ったんだ。古い週刊誌を開きながらグラビアの写真を物色していたら、ヌード写真を見ているうちにモヤモヤしてきて、ズボンのジッパーを開いてパンツの中に手を突っ込んだんだ」
「なんだ、書斎でオナニーを始めたのか?」
「ああ。書斎の部屋は暑いしオレはズボンを脱ぎ捨てて、パンツからチンポを剥き出しにして本気でマスをかき始めたんだ。そしたら、いきなり部屋のドアが開いて、お袋が入って来たんだ」
僕はドキリとして先を促します。
「慌てて股間を手で覆い隠したオレに、お袋はオレを見つめて言ったんだ」
「なんて言ったんだ?」
「そんなヌード写真なんかでオナニーなんかしてたら身体に毒だから、私が相手をしてあげるから寝室にいらっしゃいって。だけどオレは恥ずかしさもあって、思わずお袋を押し倒して、パンティに手をかけて脱がしたんだ」
「それで、その場でヤッたのか?」
「ヤッた。てか、ヤラされたんだよ、きっと……」
「どういうことなんだよ?」
「お袋が台所にいた時には半袖のシャツにスカートを穿いていたのに、その時はキャミソールにパンティだけの下着姿だったんだよ」