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高校生の性春・日記帳
第7章 7月20日 勇樹の告白
勇樹が何を言いたいのか、僕は即座に理解できた。
「お前が書斎に入ることを知っていて、お袋さんは待ち構えていたってことなのか?」
「そうだよ」
「お前と初めての関係を持ってから、お袋さんは次のチャンスを狙っていたってことなのか?」
「ああ、冷静になってよく考えてみたら、そもそも電動バイブの通販は、オレに見せつけて釣り上げるための作戦だったってことさ。オレはお袋の罠に嵌められたんだよ」
「ふーん、お袋さんも溜ってたんだなぁ。でもお前は、書斎でヌード写真を見ながらオナニーするよりも、お袋さんとヤレて満足だったんだろ?」
「書斎じゃなくて、寝室でヤレば良かったと思ったよ」
「なんでだ?」
「その時は無我夢中だったから、お袋を書斎の床に押さえ込んでヤッたけど、なんだか死んだ親父の亡霊に見つめられているような気がして、気が散ってビクついてたよ。まあ、それでもお袋をヨガらせて、射精までしたからスッキリしたけど」
「そっか、それが習慣になって、いつでも平気でお袋さんとヤレるようになったってことか?」
「ああ、その日の夕食は、ニンニク料理とマムシのスープだった」
「頑張ったご褒美に、たっぷりの栄養を付けさせてくれたのか」
「違うよ。翌朝5時にビンビンの朝立ちで目覚めたオレは、我慢できずにお袋の寝室に入るしかなかった。ベッドサイドに赤いランプがほのかに灯されて、ピンクの下着姿でお袋は待っていたんだ」
「そ、そっか。そうなのか……」