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高校生の性春・日記帳
第12章 電動バイブとレズビアン

敬子さんは電動バイブを枕元に置くと、お母さんの肩に手を添えてささやきかけます。
「真美さん……」
「はい」
「可愛いわね、うふふ」
「うふん」
お母さんの頬っぺに手を添えた敬子さんの視線は、男性の優しい眼差しというよりも、女郎蜘蛛のように妖しく尖っています。
「真美さんを、マジで食べちゃいたいな」
「うふん、敬子さんたら、優しくバイブを試してくださいな」
「真美さん、お預けはもう、おしまいにしましょうね」
「えっ? 敬子さん……」
「真美さんを……いただきます」
「えっ? ええっ?」
敬子さんは男役を演じると言っていたけど、お母さんを見つめる目つきは真に迫って淫乱な眼差しです。まるで、捕らえた獲物に牙を剝いて食べ尽くそうとする獰猛なハゲタカです。
僕は8畳の間の布団のそばで、ハラハラ、ドキドキしながら見守っています。
勇樹も同じ思いなのか、目を爛々と輝かせて、お袋さんの妖し気な動作を凝視しています。
敬子さんの顔が、お母さんの顔面に迫ります。
お母さんは、目を見開いて見つめ合っています。

