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被虐願望の女たち【短編小説集】
第11章 被虐願望OL セルフボンデージ【佐々木文恵 34歳】
【奴隷No.11 佐々木文恵 34歳】

誰もが普通の日常や生活ではもの足らず、刺激を求めている。苦しい気持ちになりたい、精神的に追い詰められたい、強制的に感じさせられたい。そんなことばかりを毎日考えている一人の女性がいた。

その女の名前は佐々木文恵、34歳。身長160cm、スリーサイズは84.61.87。バストのサイズはCカップ。下ろすとバストのトップより5cmくらいの長さのある髪を仕事に行く時は後の首もとでお団子にしている。製薬系の会社で営業事務をしているごく普通のOLだったが、緊縛に強い興味があり、さらに被虐願望や破滅妄想もあり、毎晩のように官能小説を読んではその主人公に自分自身を重ねて自慰行為にふけっていた。もちろん、文恵にSM願望があることは友人や会社の同僚は知らない。

文恵が被虐願望を持ち始めたのはなんと小学生の時からだった。小学校の昼休みの鬼ごっこで鬼に捕まった文恵は罰として体育倉庫の中の柱に縄跳びで縛りつけられたことがあった。鬼に捕まった他の友達も縛られたが、身体の前で手首を縛られただけだったのに対し、何故か文恵だけが後ろ手に縛られ、さらに胸と足首も縛られて柱に縛りつけられたのであった。その出来事がきっかけで緊縛やSMなどの行為を見るとドキドキするようになったのだった。

あの時のようにまた縛られてみたい・拘束されてみたというその想いは日に日に強くなっていった。

その願望を叶える為に文恵は自縛行為、いわゆるセルフボンデージを試すことにしたのだった。ネットで検索し、用意する道具やセルフボンデージの手順を調べる文恵。それだけで身体は熱くなり、股間も湿らせていた。セルフボンデージに関するサイトを閲覧して興奮している姿など会社の同僚には絶対に知られたくないことである。

OLの文恵が用意した道具は金属製の手錠、革製の足枷、鎖と南京錠、黒い革製の太めの首輪、目隠し用のアイマスク、赤い玉の付いたボールギャグ、タイマー付きのボックス、電マ、さらにその電マを固定する調教用のベルトも購入した。

手錠は安全装置が付いていない、鍵がないと外せない本格的なタイプを購入した。身体の前でなく後ろ手に手錠をかけると鍵で外すのは困難になり、かなり危険であるとネットにも書かれていたが、スリルと興奮を得る為に、文恵は後ろ手での拘束を実行することにしたのだった。
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