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被虐願望の女たち【短編小説集】
第2章 深夜の羞恥調教ドライブ【木下杏奈 27歳】
運転手の男に許しを懇願する杏奈。ボールギャグの隙間からはいやらしくよだれが垂れ流れ、豊満な乳房はよだれまみれになっていた。乳房の尖端の乳首はビンビンに尖りきり、さらにクリトリスも勃起させていた。今、敏感な乳首やクリトリスを刺激されれば爆発的なエクスタシーを迎えてしまうことは杏奈自身分かっていた。しかし、それは快楽を得ると同時に恐怖の浣腸へのカウントダウンとなる。

そんなもがき苦しむ杏奈を見透かして男は車を止めた。後部座席からピンク色のローターを取り出すと股縄の隙間から杏奈のクリトリスにローターを押し付け、テープで固定してしまった。少し緩んだ股縄を引き上げ直すと、それだけで杏奈は大声をあげてしまった。

「んぶっ!…んぐっ…うんっ…んんっ…」

首を横に振りながら懇願する杏奈に男はローターのリモコンを見せつけ、ニヤリと笑いながらローターのスイッチを入れた。ローターはブーン、ブーンと音をあげながら敏感になっている杏奈のクリトリスに刺激を与えていく。花芯へのバイブの刺激と合わせ、快楽の波が杏奈に襲いかかる。

クリトリスと花芯のニ点責めによがり狂う杏奈を満足そうに見つめると、男は車を走らせていった。再び晒し者にされながら羞恥ドライブを続けさせられる杏奈。車は都心部に近づくにつれて深夜といえど対向車が増えてきていた。対向車のライトに照らされる度に先程よりも激しくよがる姿を杏奈は晒し続け、ついに浣腸にリーチとなる4度目の絶頂を迎えてしまった。

「いぐっ!いぐっ!いっぢゃうっ!…んぶっ…うぶっ…んんっ…んっ…」

無様なイキ顔を晒してしまった杏奈。男はさらに車を走らせていき、仕上げとばかりにコンビニの駐車場に止めた。杏奈の顔が青ざめていく。コンビニの店内には3人ほどの男性客がいる。店を出た客は確実にこの車に視線をやることになる。先程は同性だったが今度は知らない男に間近でこの羞恥姿を見られてしまう。
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