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12歳年下の彼と入籍する話
第6章 お盆休み

港斗君の中では
両親と親族の結婚式は
コンチェルトでって考えてるみたいで。
少人数のスマ婚みたいに思ってたけど
来てくれる親戚が多いなら、
それなりの式にしましょうかと…。
そんな話を…ちらっとしたりして。

宝塚の親戚と尼崎の親戚は
お昼ご飯だけ一緒に食べて、
夕方に妹家族が戻って来たので。
大和とここなちゃんにお小遣いをあげて
成長した姿を見て満足して帰って行って。

妹が…帰りに、垂水のケーキ屋さんで
ケーキを買って帰って来たので。
それで…皆でお母さんが
コーヒーを淹れてくれて
ティータイムをしたんだけど。

お夕飯は…ロピアで
焼肉セットとお寿司の
盛り合わせを用意してくれて。

ホットプレートで焼肉したんだけど。

ああ、お盆ってこんな感じだなと
ホットプレートで焼いた肉を
食べながら思っていて。
お肉をひとしきり焼いた後に
ペーパーで表面を綺麗にして
お父さんが焼きそばを焼いてくれて。

ああそうだ、これお父さんが
焼肉した日だけ作ってくれる
お父さんの焼きそば…。
凄い…久しぶりだなっと思いながら。

その焼きそばを食べて
昔の小さい頃の記憶が蘇って来て。

お夕飯の後は、お風呂に入って。
寝るのは…元々私が
使っていた部屋に…ベッドと
その隣に布団を敷いてくれたけど。

『巴さん…、えっちな事しないんで
一緒にそっちで寝ても良いですか?』

毎日同じベッドで寝てるから
彼も寂しかったみたいで。
この狭いシングルのベッドで
一緒に寝ても良いかと尋ねて来て。

今のテラスハウスに引っ越す前に
1人暮らしをしていた
あのアパートでの最初の夜を
狭いベッドで2人でギュウギュウに
なりながら寝ていて思い出して居たら。

『そう言えば……巴の
アパートに引っ越した…最初の日…
このベッドでえっちしましたよね?』

彼と…このベッドでえっちしたのは
その…日だけ…だったんだけど…。
港斗君も…その事を憶えていたみたいで。

「港斗君…憶えてたの?」

『やっぱり、狭いねって笑いながら
えっちしたじゃないですか…』

去年の…9月の話をしながら、
その夜はシングルベッドで
手を繋いで眠った。




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