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12歳年下の彼と入籍する話
第6章 お盆休み
そう言うと思った…ので
ご飯はちゃんと炊いてあるけど。
『でも今、恐ろしい程
スーパーに米売ってないですよね?』
「古古米でいいなら、
親戚の人に譲って貰えるよ?
それに…今は8月だし、
9月になったら新米が出るよ…」
レンジでチンするご飯は売ってるし、
元々食べたい時に食べられる様に
備蓄してはあるんだけど。
冷凍庫のストックもあるから。
先にストックを消費してもいい気がする。
「古古米でも炊く時に
重曹とか蜂蜜を入れて炊くと
新米みたいに美味しいお米になるよ?」
『白ご飯…無くなったら…
僕……何食べたらいいんですか~?』
「えっと、タイ米じゃない?
港斗君は生まれてないんだけどね
1993年にも…ね、こんな風に
お米が無くなっちゃった時があったんだよ」
この辺りは…世代の違いだけど、
過去にあった日本の平成の
米騒動の時の話を彼にする。
その後は…気を取り直して、
坪庭のプールでふたりだけの
ナイトプールパーティーをするのに
水着に着替えようとしたら。
彼にちょっと待ってと止められて。
『巴さん、これ…
着て貰いたいんですけど』
と…港斗君が…ビニールに入った
何かをこっちに渡して来て。
今からプールでパーティーなんだから
中身は…水着…なんだろうけど…。
中身を…取り出して…
ピロンと…広げると
あまりの布面積の小ささに
驚きを隠せないんだけども…。
普通のプールじゃ…確かに
これは…着れないと思いつつ…。
アルファベットにするとYみたいな、
こう…一応紐でホルターネックみたいに
なっているんだけど、おっぱいの
谷間の辺りが半分以上零れてて
Yの形になっていて、おへその所が
金属のリングになっていて。
おへそが丁度そのリングの中に来る。
そして、下側のパーツと繋がってるから
9割ビキニなんじゃないかって
そう見えるけどワンピースって言う。
そのYの先についたリングで
ジョイントされている下側の
パーツはトランプの♦柄みたいになってて。
♦の左右から紐が伸びてて
紐パンになっている。
後ろは普通に▼になってたから
後ろからの見た目は…
割と普通のビキニに見えるけど。