この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
12歳年下の彼と入籍する話
第9章 ぷち新婚旅行 2日目 神戸ベイサイド

「ちょっと待って、
これ、ここからお外出られるよっ??」

『ええ、テラス付きですから
ここからも隣からも
外のテラスに出られますよ?』

って…既に…キャーキャーと
テンションが上がって居る
巴の耳には聞こえてなかったのだが。

みなと温泉蓮の客室は
全室オーシャンビューで
全室、テラス付きになっている。

このオーシャンスイートのお部屋は
部屋の面積が100㎡、
テラスの面積が22㎡の
スイートの名にふさわしい
部屋ではあるけど。

1人2食付きで10万ぐらいだから
この広さだったら…十分に
安い…と…僕は思う…んだけど…
部屋に源泉かけ流しの半露天もあるし。

日曜泊だからのこの値段なんだよなぁと
そんな風に思いながらも
テラスでこっちこっちと
巴が港斗に来て来てと呼んでいて。

『巴さん、景色は逃げないんで
残りの場所も見ましょうよ。
で、それ見たらビール
あのテラスで飲みましょうよ』

あのテラスでビールが
不味い訳がない…。

もう一つ残っていたドアの先は
これまた景色の良いリビングと
その奥が和室になっていて。

「凄い…2人で泊まるの
勿体ない位広いお部屋だね」

ルームツアーをした後は、
神戸の景色を2人占めしながら
キリンビールをあの可愛い
ボールみたいな形のサーバーで飲んで。

もう…遠慮ない感じに、
お水を飲むみたいにして
彼がビールをゴクゴク飲んでいて。

『こんな感じだけど、しっかり
ビールはキンキンなんですねぇ。
ビール飲んだら、ここで浴衣の下に
水着着て…プールに行きましょうよ』

この建物の一番上にも
宿泊者用の温泉があるけど。
温泉とプールや岩盤浴は
隣の建物になっていて
2階が連絡通路になっているのだそうだ。

18時からはナイトプール営業に
なるらしくて…、もうそろそろ
プールサイドのBBQを予約してる
時間になるからと…言う事で。

お部屋で水着に着替えて、
その上に浴衣を羽織って。
腕にリストバンドを装着して
彼と9階のオーシャンスイートを後にした。

2階でエレベーターを降りて
人気のない連絡通路を歩いていると
向こう側から浴衣の人が数人こっちに
歩いて来て安心したんだけど。



/252ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ