この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
12歳年下の彼と入籍する話
第1章 7月の…旅行の後の話……
港斗君はサロンの予約の時間があるから、
駅前のイオン垂水店に向かって
港斗君とはそこでお別れして。
イオン垂水店で夕飯のお買い物をして。
そのまま…、テラスハウスへと向かった。
旦那さんが…坪庭のプールで
甥っ子の大和を遊ばせてくれてて。
妹と…エアコンの効いたリビングで
すやすやと眠っているここなちゃんを
まったりとしながら眺めていた。
『巴姉も、そろそろ港斗君の
赤ちゃん欲しくなって来たとか?』
「私と…港斗君との赤ちゃんかぁ…」
『女の子だったら、旦那似になる
って良く、言うじゃん…。
港斗君に似たら、美人さんだよ?』
そう言われてみると…、
大和は妹に似てるし。
大和の妹のここなちゃんは
そう言われて見てみると、
旦那さんの孝明さんに似てる…。
坪庭のプールで大和と遊んでいる
孝明さんの姿を巴はぼんやりと
眺めながら、その姿に
自分と港斗君との子供と、
そのパパをしている港斗の姿を
重ねてしまって…いて…。
私が…彼と結婚したら、
それもそんなに遠くない…
未来の…話なのかなぁって。
そんな事を考えていた。
ーーー
ーー
ー
大和の事は私が見て置くので、
孝明さんもゆっくりして下さいと
大和の見守りを交代して。
ウッドデッキの所から
足だけプールの水の中に入れて。
プールの中でワニさん歩きをしている
大和に水を掛けられたりしながら
夏の午後を楽しんで。
私が大和を見ている間に、孝明さんが
スーパーでアイスを買って来てくれて。
ハーゲンダッツのスイートテラスの
アソートパックをまた、港斗君と
ご一緒に…と頂いちゃって。
今食べる、パピコのマルチパックを
一緒に買って来てくれたので、
大和は白いホワイトサワーが
好きなので大和には白いのを。
もう、2本白いのが残るので
それは大和に持って帰って貰うとして。
定番のチョココーヒーと
1つだけ入ってるグレープ味があって。
どっちがいいですか?と聞かれて
パピコと言えばあの味の、
チョココーヒー味を貰う事にした。
真中で2本に分けて、
1つずつよりも控え目なサイズの
あの形のパピコを開けて。
蓋の方に残ったのをチュっと吸った。