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12歳年下の彼と入籍する話
第2章 2024年8月2日~8月3日

このビアガーデンプランは、
時間は2時間制で、その2時間に
1時間のちょっとしたクルージング付きだ。

前に港斗君とハーバーランドから
乗船した事がある、コンチェルトでも
乗船時間は2時間で、あっちは
その時間クルージングするんだけど。
一番安い、乗ってソフトドリンクを
1杯飲むだけのプランで2800円だから。
オプションで、アルコールの
フリードリンクプラスしたら
それだけで追加で2200円みたいだし。
それだけで余裕で5000円になっちゃう。

普通のビュッフェにアルコールの
フリードリンク付けたって考えても
浴衣の半額は…かなり…
お得なんじゃないかって思うなぁ。

『良いですね、巴さん。ビール片手に
浴衣でクルージングも…味があって』

神戸の街の明かりを、海から見ながら
潮風を感じてキンキンのビールを頂く。

「2人は?」

『エビちゃん達はあっちですよ…』

自分達が居る場所から、ちょっと
離れた場所でクルージングを
楽しんでいる2人の姿が見えて。
しばしの…恋人同士の時間を楽しむ。

『ルミナス神戸は僕、全然
チェックしてなかったんで
こんなプランあるって知りませんでしたよ。
夏は、コンチェルトでもビアガーデンの
プランがあるみたいですけどね…』

「ビアガーデンって夏って感じがするね」

『そう言えば双子が、一緒に
また6人で合う日に大丸神戸店の
ビアガーデン行こうやって
LINEして来てましたよ?』

「私達はいつでも大丈夫だから、
多分葵ちゃん達の夜勤が
入ってるかどうかだよね?」

百貨店の屋上のビアガーデンって
ザ・王道って感じがするなぁ…。

しばらく別行動をしていたが
合流して、デザートを食べながら
次の…予定を確認して。
双子にLINEを送って置いた。

『今日の話したら、双子も
来たかったって言いそうですね…』

『なんか、今日は、淡路島の
あの別荘でBBQしてるって言ってましたよ』

そう港斗の言葉に小林が答えて、
小林も大丸の話は聞いてたみたいだった。
8月の9日の金曜日の仕事の後に
どうかな?と言う話で纏まって。
双子に小林君がLINEをしてくれた。

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