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12歳年下の彼と入籍する話
第4章 2024年8月9日

酔った葵ちゃんに小林君が
お水を飲ませていて。
ブーブーと葵は不満そうにしていた。

『まらぁ、らいりょーぶれすよぉ…』

『もう、葵さんはお酒ダメ…これ飲んで』

葵と小林のやり取りの横で
來翔が港斗に感想を求めていて。

『どない?美味い?』

『うーん、確かに梅酒の甘味が
結構強いからついつい飲んじゃって
飲み過ぎちゃう感じ…味かなぁって…』

とまぁ…120分、喋って
食べて飲んでして、夏の
風物詩を6人で満喫して。

タクシーを拾って、小林君と
葵ちゃんを乗せると、ある
ラブホテルに向かせたみたいで。

『ライト、どこに行かせたの?あの2人』

『ああ、あの2人?ルネッサやけど?
こっからやったらタクシーで5分も
掛からんしな、ルネッサやったら。
あっこやったら、おもろい部屋もあるし
普通に女の子好きそうな
天井からカーテンみたいなんが
ビローンってなっとる部屋もあるし…』

ちょっと…その來翔さんの話に
興味を惹かれてしまっていたら。
歩いて行くんやったら
三宮から行った方がええでと言われて。

大丸の前で双子とは別れて、
大丸駅から近い元町駅へと向かう。

『どうしますか?巴も
ちょっと行ってみたいって
思ってるんじゃないです?ルネッサ』

そのラブホテルのHPを
電車を待っている間に彼が見せて来て。
垂水じゃ…なくて…お隣の
三宮に行く電車に乗って…。
その…ラブホテルにへと向かった。

歩いている途中で、LINEが来て
酔っぱらってテンションの高い
葵ちゃんから、ラブホテルの
お部屋の画像が送られて来て。

『あ、エビちゃんはどの部屋に
したんですかね?わりと個性派な
お部屋が揃ってますもんね…そこ』

「うーん、何か…壁に
ブラックライトでスヌーピーが
浮かぶ感じになってて、
部屋の内装はウッディな感じで。
ベッドも木製のベッドで、
黄色い花柄の天蓋が付いてる……部屋」

その部屋の特徴を彼に伝えると
どの部屋か分かったみたいで。

「なんか…お風呂もスヌーピーみたい」

『え、これ…良いんですかね?
スヌーピー型のえっちな
椅子があるじゃないですか』

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