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添花の愉悦
第1章 添花の愉悦
電話を切ると、商店街の一番端の出口にある小さな古書店の前で足を止めた。閉じたシャッターを押し上げて、中に入る。古い紙の匂いを吸い込み、ほうっと深呼吸する。
環はもともとは、この店の常連客だった。
昨年、かつてのオーナーが九十二歳で他界したとき、相続人の長男から在庫ごとこの店を買い取ると同時に、ストレスの多い教師という仕事をやめた。
店の灯りを付けると、すすけた本棚に、これまたすすけた本たちが並ぶいつもの光景が光の中に浮かんだ。シャッターを上まで押し上げ、店頭の照明を灯す。
環が営むこの古書店には、仕事帰りのサラリーマンや大学生風の客が多く訪れる。
環は基本、いらっしゃいませと声をかけることもしない。
本を買ってほしいという思いはもちろんあるけれども、それよりも、本に囲まれた空間を愉しんで欲しいという気持ちの方が強いのだ。売り上げはネット通販でどうにか維持できているから、多少の立ち読みは目をつむることにしている。
店のつきあたりに置かれたレジカウンターの前に腰を下ろす。店内はいつものように、しんと静まり返っていた。
キャスター付きのデスクチェアの背もたれに背を預け、環はなんとなしに足を崩した。ショーツは濡れている。レジ台の下で、環はこっそり黒いワンピースのごわついた裾をめくった。
店の戸口はガラス張りで、何人もの人が通り過ぎるのが見える。
環は店の外を見つめたまま両足を開き、指先を、総レースのオープンクロッチのショーツの下に挿し入れた。
陰毛を処理したつるりとした柔らかなふくらみをもみ、中央の溝を指でなぞった。
割れ目の間は粘り気のある蜜が滴り、花びらは滴がたれそうなほど濡れている。ショーツを下ろし、片手でスカートの襞を押さえ、もう片方の手で蜜を股間に塗り拡げた。滑るような感触が気持ちよくて、前後に腰をくねらせる。
環はもともとは、この店の常連客だった。
昨年、かつてのオーナーが九十二歳で他界したとき、相続人の長男から在庫ごとこの店を買い取ると同時に、ストレスの多い教師という仕事をやめた。
店の灯りを付けると、すすけた本棚に、これまたすすけた本たちが並ぶいつもの光景が光の中に浮かんだ。シャッターを上まで押し上げ、店頭の照明を灯す。
環が営むこの古書店には、仕事帰りのサラリーマンや大学生風の客が多く訪れる。
環は基本、いらっしゃいませと声をかけることもしない。
本を買ってほしいという思いはもちろんあるけれども、それよりも、本に囲まれた空間を愉しんで欲しいという気持ちの方が強いのだ。売り上げはネット通販でどうにか維持できているから、多少の立ち読みは目をつむることにしている。
店のつきあたりに置かれたレジカウンターの前に腰を下ろす。店内はいつものように、しんと静まり返っていた。
キャスター付きのデスクチェアの背もたれに背を預け、環はなんとなしに足を崩した。ショーツは濡れている。レジ台の下で、環はこっそり黒いワンピースのごわついた裾をめくった。
店の戸口はガラス張りで、何人もの人が通り過ぎるのが見える。
環は店の外を見つめたまま両足を開き、指先を、総レースのオープンクロッチのショーツの下に挿し入れた。
陰毛を処理したつるりとした柔らかなふくらみをもみ、中央の溝を指でなぞった。
割れ目の間は粘り気のある蜜が滴り、花びらは滴がたれそうなほど濡れている。ショーツを下ろし、片手でスカートの襞を押さえ、もう片方の手で蜜を股間に塗り拡げた。滑るような感触が気持ちよくて、前後に腰をくねらせる。

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