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添花の愉悦
第1章 添花の愉悦
「智くん・・・」
智は、ネクタイを緩めながら近づいて来た。銀縁の眼鏡の下の切れ長の目が、捕らえた獲物を見るように、環を見据える。
「環、どうしたの?顔が赤いよ」
智は唇の端を引き上げて言うと、会計カウンターの内側に入り、環の椅子の横にかがみ込んだ。
環は慌ててめくっていたスカートを戻そうとしたが、手を掴んで押さえられてしまう。
「いやらしいな。こんなところで一人でしてたんだ」
智は、理知的でクールな顔立ちにそぐわない、ねっとりとしたいやらしい笑みを浮かべた。
「体ずり下ろして、腰、前に出してごらん」
環は肩で息をしながら、背もたれに背中を押し付け、座面の上で尻を前に滑らせて足を開いた。
智は環の両足の間に頭を挟み入れ、いきなり舌で環の恥部をつついた。
「あうっ」
花芽の下あたりからあふれ落ちる蜜液を、智の舌先が、溶けたソフトクリームを味わうみたいに下から上へと舐めとる。
「ううっ。はあっ、はあっ」
肩で息をしながら環は迫りくる快感に耐えた。
そこに、からからと再び戸が開かれる音がした。棚の影から若い大学生風の男が見えた。彼は店の奥に陳列されているアダルト本を物色する常連客だ。
環の古書店の大半の売り上げは、アダルト関連の本で占められている。
本当なら環が厳選した平積みの小説たちを手に取って欲しいのだが、意に反して文学的刺激よりも性的刺激を求める客の方が多く訪れる。
智は、ネクタイを緩めながら近づいて来た。銀縁の眼鏡の下の切れ長の目が、捕らえた獲物を見るように、環を見据える。
「環、どうしたの?顔が赤いよ」
智は唇の端を引き上げて言うと、会計カウンターの内側に入り、環の椅子の横にかがみ込んだ。
環は慌ててめくっていたスカートを戻そうとしたが、手を掴んで押さえられてしまう。
「いやらしいな。こんなところで一人でしてたんだ」
智は、理知的でクールな顔立ちにそぐわない、ねっとりとしたいやらしい笑みを浮かべた。
「体ずり下ろして、腰、前に出してごらん」
環は肩で息をしながら、背もたれに背中を押し付け、座面の上で尻を前に滑らせて足を開いた。
智は環の両足の間に頭を挟み入れ、いきなり舌で環の恥部をつついた。
「あうっ」
花芽の下あたりからあふれ落ちる蜜液を、智の舌先が、溶けたソフトクリームを味わうみたいに下から上へと舐めとる。
「ううっ。はあっ、はあっ」
肩で息をしながら環は迫りくる快感に耐えた。
そこに、からからと再び戸が開かれる音がした。棚の影から若い大学生風の男が見えた。彼は店の奥に陳列されているアダルト本を物色する常連客だ。
環の古書店の大半の売り上げは、アダルト関連の本で占められている。
本当なら環が厳選した平積みの小説たちを手に取って欲しいのだが、意に反して文学的刺激よりも性的刺激を求める客の方が多く訪れる。

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