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女王様快楽堕ち2「麻理編」
第5章 夜のデート
さらには酒を飲みながらSMショーを鑑賞することもできる場所だった。麻理としては自分たちが勤めていた場所とキャバクラのようなシステム以外はあまり変わらない感覚であり、わざわざお金を出してまで行くようなところではないと感じていた。

「SMバーなんて行ってもつまらないわよ。本格的な女王様がいるわけじゃないし。置いてある道具だってオモチャみたいなものしかないわよ。SMバーに行くぐらいだったら、亜里沙が好きな大きなゲームセンターにでも行こうよ」

「う~ん。麻理先輩は行ったことあるかもしれないけど、亜里沙は行ったことないから興味あるんですよ。それに行きたいと思ってるお店ですけど写真を見るとけっこう本格的ですよ。SMショーも見てみたいじゃないですか」

あまり乗り気じゃない麻理だったが休日はほとんど外出せず、亜里沙につまらない思いをさせている罪悪感もあった為、亜里沙の希望通りSMバーに行くことにしたのだった。麻理は都内でもトップクラスのSMクラブの女王様だったプライドがあり、どこかSMバーは遊びの場所という感覚があった。

(私もSMバーは何回かしか行ったことないけど、全然物足りなかったわ。都内でもそんな感じなのにこの辺りにそんな凄いSMバーなんて無いわよね…)

その夜、麻理と亜里沙は歓楽街にあるSMバーへと出かけていった。あまり乗り気でない麻理とは対照的に亜里沙は楽しそうな様子だった。SMバーの名前は「Hedera」亜里沙がネットで探しだした店だった。

バーに入ると黒いエナメルのボンテージを着た若い女性スタッフが二人をテーブル席へと案内した。肌の露出が高いボンテージ姿の女性には見慣れているはずの麻理だったが、店内の雰囲気もあり少し気分を高まらせていた。亜里沙もSMチックな雰囲気には慣れているはずだったが、店内を珍しそうな表情でキョロキョロと見渡していた。

店内には三角木馬や十字架の磔台、さらにギロチンやX字型の拘束ボードや足を左右に大きく拡げたまま拘束されてしまう椅子などのSM器具が並べられており、壁には麻縄や鞭、首輪や革製の拘束具などがかけられていた。思っていたよりも本格的な内装や道具に麻理は驚かされていた。
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