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女王様快楽堕ち2「麻理編」
第6章 女王様の香水の匂い
ありきたりなショーであることを聞いて麻理は少し残念そうな表情をした。そして、麻理もミカがつけている香水が気になり出していた。亜里沙同様にどこかで記憶している香りだったが、なかなか思い出せないでいた。

「あっちで裸でX字に磔にされて女の子にアソコ舐められちゃってる子がいるでしょ。イクのを10分耐えられなかったら、SMショーで三角木馬に乗せられて鞭打ちされることになってるのよ。フフフ…ちゃんと耐えられるかしらね、あの子」

「えっ!?三角木馬ですか…」(三角木馬に乗せられて鞭打ちなんて拷問じゃない。ああ…エリカたちに責められたトラウマが甦っちゃうじゃない…)

三角木馬に乗せられる辛さを知っている麻理はミカから発された三角木馬という言葉に反応してしまった。想像以上にハードな責めを披露するSMショーに最初は小馬鹿にしていた麻理も徐々に興味が湧いてきていた。この時、麻理は股間をうっすらと濡らしてしまっていた。

「麻理先輩、楽しみですね。女王様に虐められる女の子が可愛い子だったらいいな。そういえばミカさんはSMショーには出ないんですか?」

「今日は出ないわ。ここには女王様がたくさんいるから。今日は貴女たちに付いていてあげるから何でも聞いてね。お姉さんは何かお酒飲む?それとも縛って欲しいならここで縛ってあげるわよ」

ミカの気さくで飾らない人柄に麻理も心を許していく。亜里沙の縛りに物足りなさを感じていた麻理は本格的なSMクラブではなく、あくまでプレイ中心のSMバーに勤務する女王様とはいえ、亜里沙よりは経験が豊富そうなミカにきつく縛ってほしいと心の中では思っていた。しかし、他の客たちに見られている前で縛られることに躊躇する麻理だった。

(ミカさんにだったら縛られてみてもいいかな。ミカさんの緊縛の技術が亜里沙よりあるかも見てみたいし。でも、ここじゃ恥ずかしいわよね…)

麻理がモジモジとしている間にも近くのテーブル席の女性が服を着たまま女王様に赤いロープで縛られていた。服を着たまま亀甲縛りを施された女性の強調された胸の膨らみや絞りあげられたウエストに麻理は妙なエロスを感じていた。その感覚は亜里沙も同じように感じていた。

「あの…ミカさん。亜里沙のことを縛ってくれませんか?あそこ女の人みたいに赤いロープで亀甲縛りをして欲しいです…お願いします…」
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