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女王様快楽堕ち2「麻理編」
第10章 二人咲き
「んんっ、んっ…そ、それは…はああ…股縄の刺激だけで…ああっ。い、逝ってしまいそうです。ああ…ミカさん、ホントにそんなに引っ張ったら…」

「チュッ…んんっ。フフフ…股縄の刺激だけで逝っちゃうなんて麻理さんてスケベなのね。淫乱麻理ちゃん、もっと気持ち良くさせてあげるわね。でも、その前に…」

ミカは麻理の隣に立たされている亜里沙のボールギャグを外した。そして、首輪同士を鎖で繋がれている麻理と亜里沙にキスをさせた。後ろ手に縛られたまま身体と身体を密着させ、舌と舌を絡めていく麻理と亜里沙。普段のレズプレイと違うのは二人とも緊縛されていることと、まわりの客たちに晒されていること、そして女王ミカによって支配されようとしていることだった。

「チュッ…んんっ、んっ。麻理先輩…」

「んんっ、んっ、亜里沙ぁ。はああ…」

「二人ともいやらしいキスをするわね。見てる私もドキドキしてきちゃったわ。きっとまわりのお客さんも同じ気持ちよ。フフフ…二人には今だけ私の奴隷になってもらわよ、いいわね」

麻理と亜里沙は二人揃って「はい」と頷いた。今だけではあるがミカの奴隷になることを誓わされた二人。奴隷である以上は主の命令には絶対である。ミカに全裸になるように命令されたり、SMショーにマゾ奴隷としての出演を強制させられる可能性も十分に考えられた。それでも麻理はミカに身を任せる覚悟だった。それは亜里沙も一緒だった。

「二人とも素直でいいわね。もう少し嫌がったり抵抗してもいいのよ。その方が燃えてきちゃうの。亜里沙ちゃんはSだからその気持ち分かるわよね。麻理さんはMだから分からないかもしれないけど…」

(ミカさん、私のこと根っからのマゾだと思ってるのね…私がSMクラブの女王様だったって知ったらどう思うのかな…絶対言わないけど…)

ステージ上では真奈美が指名された一般客に電マで責められ、連続絶頂を繰り返していた。無様にイキ狂う真奈美の姿に客たちは大盛り上がりだった。酒が入っていることもあり罵りや罵声、さらには「犯せ!犯せ!」と白黒ショーを要求する客もいた。しかし、レ○プまがいの行為はSMショーの趣旨とは異なる為、そのように騒ぐ客はステージ上の女王様に一喝されていた。
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