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エリート妻色情飼育
第159章 第二部 新たなる始まり 第五章 新たなる始まり
それでも裕子と共に「性奴隷」としての奉仕以外に、男達の仕事のサポートが出来る充実感に胸が躍った。

新たに「裏の仕事」用の高性能ノートパソコンが支給された。
春香のパスワードは「kouzou&satoru2」。

一ヶ月間、みっちりレクチャーされて、ようやく裏帳簿の入力等が一人で出来るようにはなったのだが。

億単位の巨額な操作は数字が少しでも違うと、ミスどころではすまない。
想像以上のプレッシャーの筈なのに、平然と業務をこなす裕子を改めて尊敬する春香だった。

「あら、私だって・・まだ三年たってないわ。
今もそうだけど神経がクタクタになるよね?」

紅茶のカップを持つ裕子は明るい表情で言った。
応接用のソファーで向い合いながら休憩している。

ラヴェンダーの香りに、春香は瞳が自然と潤む気がした。
流石に興奮を促す精力剤は混入されていないが、裕子にレズビアン調教された頃が思い出されるからだ。

超オクテだった自分が裕子によって敏感な身体に開発されたのだ。
薬のせいもあったが、裕子の魅力とテクニックに溺れてしまった。

元々、淫乱な体質だったのかもしれない。
春香は時々、そう思う。

今ではセックスが大好きになっているからだ。

幸造と悟に同時に犯されたり、裕子とのレズビアンプレイで官能を貪っているのだ。
夫の克己とはノーマルプレイに限られていたが、それでもセックスの気持ち良さは変わらない。

「ふふ・・・」
春香の頬が上気したように赤くなり、瞳が潤み始めるのに気づいた裕子は口元を綻ばせた。

自分が調教の手助けをしたとはいえ、純情でウブだった春香がこれほど淫靡に変貌するとは。
まるで早苗に手ほどきを受けた時の自分と、そっくりだと思ったからだ。

「だから・・・」
妖しい眼差しで春香の手を握る。

「御主人様達との激しいセックスが
癒してくれるの・・・。

何もかも忘れるくらい・・・
分かるわよ・・ね・・・?」

「おネェ様・・・」

春香も裕子の手を握り返す。
二人の顔がゆっくりと近づいていく。

見つめ合った瞳に互いの顔が映っている。
唇が触れようとした瞬間、チャイムの音がした。
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