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エリート妻色情飼育
第25章 第四部 犠牲 第二十二章 休日出勤
「おはよう・・・」
春香が秘書室の扉を開けると、裕子の元気な声が胸に突き刺さった。
「裕子・・さん・・・?」
春香は呆然と立ちすくんでしまった。
そんな姿を見て裕子は明るく笑った。
「何、驚いてるのよ?
当り前じゃない・・・。
社長から休日出勤を命じられたなら、
主任秘書の私も出るに決まってるでしょう?」
そして美味しそうに紅茶を口に含んでいる。
ラヴェンダーの香りが春香の心を波立たせる。
そうなのだ。
この香りを知ってから、春香の身体は不思議な感情に支配されていったような気がする。
当り前のように味わっていた三時のお茶が。
「あなたもどう・・・?」
裕子の瞳が妖しい光りを宿して春香を誘う。
「け、結構です・・・」
振り解くように言った春香は、裕子と目を合わさぬよう社長室に入っていった。
身体が熱い。
連日繰り広げられた裕子との営みは、春香の身体と心を確実に変えていたのだ。
家に帰ってからも身体は火照り、ベッドに入ると何度も自分を犯してしまう。
もしかしたら紅茶のせいかもしれない。
あの中に何かが入っていたとしたら。
春香はそう、思いたかった。
そうでも考えなければ、この頃の自分の狂ったような痴態を説明できないではないか。
「ふふふ・・・」
イタズラな眼差しで春香を追っていた裕子であったがドアが開く音が聞こえると、何時もの有能な秘書の顔に戻っていった。
春香が秘書室の扉を開けると、裕子の元気な声が胸に突き刺さった。
「裕子・・さん・・・?」
春香は呆然と立ちすくんでしまった。
そんな姿を見て裕子は明るく笑った。
「何、驚いてるのよ?
当り前じゃない・・・。
社長から休日出勤を命じられたなら、
主任秘書の私も出るに決まってるでしょう?」
そして美味しそうに紅茶を口に含んでいる。
ラヴェンダーの香りが春香の心を波立たせる。
そうなのだ。
この香りを知ってから、春香の身体は不思議な感情に支配されていったような気がする。
当り前のように味わっていた三時のお茶が。
「あなたもどう・・・?」
裕子の瞳が妖しい光りを宿して春香を誘う。
「け、結構です・・・」
振り解くように言った春香は、裕子と目を合わさぬよう社長室に入っていった。
身体が熱い。
連日繰り広げられた裕子との営みは、春香の身体と心を確実に変えていたのだ。
家に帰ってからも身体は火照り、ベッドに入ると何度も自分を犯してしまう。
もしかしたら紅茶のせいかもしれない。
あの中に何かが入っていたとしたら。
春香はそう、思いたかった。
そうでも考えなければ、この頃の自分の狂ったような痴態を説明できないではないか。
「ふふふ・・・」
イタズラな眼差しで春香を追っていた裕子であったがドアが開く音が聞こえると、何時もの有能な秘書の顔に戻っていった。