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【暴行野郎Xチーム】淫獄に墜ちて雌奴隷になった令夫人・千佳子
第19章 最終交渉
夫の診察が終わり、夫に付き添って、夫の勤務先の病院に立ち寄った。

夫がスタッフ専用の扉から中へ入れたのを確認して、私が立ち去ろうとすると、前に看護師が1人。

「吉見先生の奥様ですね」

と、確認する。

ネームプレートを外している…。でも、制服は、この病院のスタッフであることを明示するように、間違いなく、病院の制服。

「なにか?」

と、訊くと、

「この件で、お話があります」

と、スマートフォンの画面を見せた看護師。映し出されていたのは、今朝の車内の私。頭の中に“The End”の文字が浮かんだ。

そして、何より、夫の病院関係者まで、協力しているという現実に、さらに、打ちのめされた…。

確かに、前回の通院時に、病院で看護師たちとハイエナが話し込んでいて、繋がりを感じていたけど…。まさか、呼び出しにまで、協力するとは…。

何より、この病院の看護師の制服は、科によって色が違う…。前に立っている看護師の制服の色は、整形外科。夫の科の制服…。

顔を見た。ニヤッと笑う看護師。

「案内します」

と、話す看護師。背後に人の気配がした。振り返ると、同じ制服の看護師が2人。

計3人に囲まれた…。歩き始める最初の看護師。後ろの看護師が、後ろから押して、

「早く歩け」

と、話した。逃げても無駄…。歩き始めた看護師の後ろをついて歩いた。数メートル。角を曲がると、スタッフ専用の駐車場。そこに真っ黒のトヨタアルファード。スライドドアが開いた。

「乗れ」

と、言う看護師。開いたスライドドアの向こうには、ジラーフ。3列シートには、シーライオンとハイエナ。助手席には、ベアー。運転席には、ウルフ。

乗ったら、どこへ連れて行かれるのか、わからない。逃げると言っても、三方に看護師が…。取り囲む配置で立っている。

逃げられたとしても、動画がある…。

しかも、その動画がすでに、夫の科の看護師にわたっている…。立ち竦む私にジラーフが、

「どうぞ、ここに。息子さんたちの帰宅の時間までには、ご自宅にお送りしますから、ご心配なく」

と、微笑んだ。信用していいはずがない…でも、私が帰宅しなければ、事件になる…。夫が、息子たちが、私がいなくなって、何もしないはずがない…。探すだろう…。病院の出入りは、全部、防犯カメラに映っている。

この車も映っている。
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