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【暴行野郎Xチーム】淫獄に墜ちて雌奴隷になった令夫人・千佳子
第32章 銀座
「褒めようと思うんだぜ。でもさ、思うんだ。千佳子の方が綺麗だって。そうすると、言葉が紡げなくなるんだ。褒めようと思っても、頭で思い浮かんだ言葉を、心がさ、否定するのさ。『本当にそう思っているのか?』って。そうなると、言葉が勢いに乗って出てこないのさ。自信無さ気に褒められても、それは、褒めていることにならないのさ。俺様の言葉を聞いた女の子が怒るんだ。『本当はそんなことを思ってもいないのに、言わないで』って」

と、ため息を吐いた。

「そんなに、私が綺麗だと思うの?」

と、私が呟いた。だって、壁に飾られた女性の数枚の写真。多分、もっとあったであろうシートに、大きな写真が一枚。あとは、4人が横並びで並んでいる。そして、その下は空白だけど、そこにも写真があったのだろう、そんな感じだった。

大きな一枚。それがこの店のセンターみたいな感じなのかもしれない。大きな目で笑う20歳代の女の子。美人さん。

私の視線に気が付いたジラーフが、

「その子が、今というか、この数年、うちのトップさ。指名が一番多い。山形のそれこそ、ポツンと一軒家みたいなところから、県立高校の上位を卒業して、大学進学で、東京に出てきて、俺様が吉祥寺駅の近くで見つけた。そして、磨いて、育てて、褒めて、ここまで来た。服選びから化粧の仕方から、髪型も、俺様が一から教えたさ。ここだけの話、スッピンだと、本当に、昨日、山形の山奥から出てきましたって感じの子だよ。でも、化粧をして、衣裳を着て、俺様が魔法の言葉で褒めると、美人になるのさ。だが、俺様の魔法の言葉がないと、不完全なんだよ。だから、移籍先を俺様が探した。いいところがあったから、紹介したさ。ここにいたらダメになる。せっかく育てたのに、勿体ないからね」

と、笑った。そして、

「美人さんだけど、いいの?褒めてあげればいいのに」

と、私が言うと、

「美人さんか…。本当の美人って言うのは、目の前にいる人だけだよ」

と、ジラーフが私を見た。

「全然、話にならないわ。この子の方が断然、美人よ」

と、正直に話したわ。実際、どう見ても、美人なのは、この子だったから。目が大きくて、綺麗な目。そして、可愛い笑顔。

「そうかな。俺様は、この子に欲情しないんだよ。欲情しないと、本音で褒められない」

と、真顔で言うジラーフ。
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