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【暴行野郎Xチーム】淫獄に墜ちて雌奴隷になった令夫人・千佳子
第33章 御手洗教授夫妻
後半はどうでもいい。重要なのは、前半。

6年生なら、吉見医師の3男と同じ。ということは、御手洗教授の奥さんと、千佳子はママ友の可能性もある。そんなに人数の多い小学校ではない。1学年60人か70人くらいじゃないか。全校400人くらいと聞いている。しかも、6年生なら、一度くらいは同じクラスになっているはずだ。

「息子さんの同級生に、吉見という児童がいると思うのですが」

と、俺が話を振ると、

「それは、わからないが、妻に訊けばわかるだろう。それがどうした?」

と、訊く御手洗教授。

「少し気になる女性がおりまして、ご協力をお願いしたいのです」

と、話すと、さすがに勘が鋭い御手洗教授が、

「その吉見という児童の母親か?」

と、訊いた。

「そうなのですよ」

と、答えると、

「そうか。いい女なんだな」

と、電話口でもわかるくらい卑猥な笑い声がした。と言っても、御手洗教授は、60歳を超えている。立たないとも聞いている。それでもいい女には興味があるらしい。

「それを縛るのか?」

と、訊く御手洗教授。そう、この人は、セックスより緊縛…。女が泣き叫ぶのが好きな根っからのサディスト。俺の中ではその予定だが、ウルフやシーライオン、ジラーフの意向は定かではない。軽々に答えるべきではない。

「そういうことになるかどうかはわかりません」

と、俺は言葉を濁した。

「ふっ。まあ、いい。いつも世話になっている久万先生のお願いとあれば、妻に訊いてみるよ」

と、御手洗教授は答えた。

1時間もしない間に、奥さんの美希さんから連絡があった。

「久万先生。今日は野暮用ですか?まあ、いいけど。吉見くんのママとは親しくはないけど、吉見くんのママと親しい人とは親しいから、接点を持つことはできると思うわ」

と、いう話だった。その内容をウルフに報告すると、チームの集合が掛けられた。

俺が、経過を説明すると、ウルフが、

「ということだ。切れた糸を、再び結びつけられるかもしれないな」

と、話すと、ジラーフが、

「まどろこっしいが、ウルフはどうするつもりなんだ?考えがあるから呼んだんだろ」

と、訊く。そうだ。俺もそれが聞きたい。
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