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【暴行野郎Xチーム】淫獄に墜ちて雌奴隷になった令夫人・千佳子
第34章 再会
やはり輝きが違う…。しかし、それが何によるものなのか、わからなかった。ハイエナの店の常連の医師に言わせれば、

「顔立ちが整っている」

それは、わかる。しかし、世の中の女性の3割は、整っている。

「スタイルがいい」

それも、見ればわかる。ガリガリでもないし、太っているわけでもない。背が高い分、余計にスタイルがよく見えるということもある。ウエストは確かに細い。とはいえ、経産婦ではない以上、30歳を過ぎてもこれくらいで維持しているのは別段、特別感はない。もし、経産婦だとすれば、凄いことかもしれないが…と、経産婦の相手をすることが多いホストとしては思うが…。

「知性が溢れている」

これが、難題だった。経歴を知っている以上、それが凄いことはわかっているつもりだが、国立大学の上位大学の工学部を卒業して、大学院を経て、先端科学技術大学院を卒業した、ポストドクターと言われても、俺様みたいな中堅都立高校の落ちこぼれには、どれほど凄いことなのかはわかっていない。医師が凄いというのだから、凄いのだろうくらいだ。一応、『MARCH』と言われる大学の1つを卒業しているウルフに言わせれば、『天才』だと言うのだが…。

俺様が惹かれたのは、そこではなかった。そう、夫を大事にしている姿だった。坐骨神経痛で身体の自由が利かない夫を騒動に巻き込まないように耐える姿勢、夫への貞節を守るために、抵抗する姿勢。そして、耐える姿。ゆるゆるな今の時代に、こんな女性がいたのかという驚きと感嘆、そして、崇敬があった。

ある意味、御手洗教授の奥さんなどは、今風で、千佳子とは正反対の存在だ。自分の性的欲求がすべて。せめてもの救いは、夫の了解の上でしているという点だけだ。夫を侮蔑しながら、夫が稼いだ金でホスト通いする女の相手をしてきたからか、俺には、千佳子が新鮮に感じたのは間違いない。

その千佳子が、目の前に立っていた。何の躊躇いもなく、

「やっと来てくれたんだね」

と、声を掛けた。千佳子の返事は想定外で、

「違うわ。『銀座にホストクラブはない』って聞いて、あなたのお店が本当にあるのか気になってきただけよ」

と、いうものだった。ま、事実だ。

「そうか。『銀座にホストクラブはない』はその通りだよ」

と、答えた。
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