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【暴行野郎Xチーム】淫獄に墜ちて雌奴隷になった令夫人・千佳子
第34章 再会
「わかったよ。でも、そこのプロントで、コーヒーを飲みながら、話せないか?」

拒絶されるのはわかっていたが、あえて、訊いた。千佳子の冷たい視線が、なぜか、見たかった。

「じゃあ、コーヒーだけよ」

と、想定外の答えに、驚いたが、それ以上に、嬉しかった。

「ここで、待っていて、すぐに戻ってくるから」

と、言っていると、チンという古風なエレベーターの到着音が聞こえた。乗り込むと、

「どんなお店か見せて」

と、千佳子が追いかけて乗り込んできた。

「ああ、見て行ってくれ」

と、答えた。嬉しかった。普通に出会い、普通に話すことができたら…。小さなエレベーターで千佳子の顔を見ながら思った。違う…。それでは、出会うことはなかった…。同じ東京という都会の喧騒の中で暮らしていても、2人は普通に出会うことはなかった…。こんな形でしか出会うことはなかった…。それが運命なのだ…。千佳子の顔を間近に見えれ、嬉しかった。1Fから6Fまでの間。千佳子の顔を見ていた。白い肌。細いがしっかりとした眉。長い睫毛。大きいとは言えない黒目の割合が多い瞳。細いスタイルとは異なり、意外にふくよかなフェイスライン。

そこまで見たところで、6Fに着いて、エレベーター扉が開いた。案内するように先を歩き、鍵を開けて照明を点ける。と言っても、バーの照明は薄暗い。

店内を見渡す千佳子。初めて見るのだろう。興味津々という風に見えた。カウンターに買ってきたワインボトルを置いて、千佳子を見ると、

「それで足りるの?」

と、訊く千佳子。そう、足りる。その理由を

「ま、もう、CLUB GIRAFFEも、あと数日だからね」

と、端的に伝えた。驚く千佳子。

「女の子のいないクラブなんて存続できないさ。3月で働いていた女子大生が3人卒業して、4月に2人が移籍して、残っている3人だけじゃやっていけないし、今から新しい女の子を集めて接客から教えて育てる気力もない」

と、説明した。

「どうして、そんなにみんないなくなったの?」

と、訊く千佳子。なんとなく、疑われている感じした。考えすぎかもしれないが、だから、言い訳のように、長々と、説明した。
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