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第29章 明日香の企み

【院内調教から3日後】

夜勤時にナースの宮野明日香に院内調教をされた女医の苅田真子。最後は屈辱の全裸緊縛での院内引き回しもされていた。そして、明日香はこの日、真子と玲子が監禁されているマンションに危険を承知の上で訪れていた。

真子から梶山たちへは明日香がSMクラブの女王様でアダルトビデオ撮影に参加しており、そのことで脅されているという経緯は時前に伝えられていた。

「…しかし、お前さんがSMクラブの女王様であのAVの撮影現場にいたとは驚きだな。それにこんなところにまでやってくるなんて大した度胸だな。ハッキリ言うが、俺たち三人に襲われる可能性だってあるんだぜ。そのリスクは承知なんだろ？」

部屋の中には明日香と真子、玲子、梶山ら男三人の計六人がいる。玲子は全裸で檻に入れられ、檻の中で正座をさせられており、真子も全裸で後ろ手に手枷で拘束され、正座をさせられている。真子も玲子も首輪を嵌められていた。明日香と男三人は服を着ており、部屋の中で真子と玲子だけが全裸だった。

「ええ、もちろん。そのリスクは承知の上で梶山さんたちの仲間になりたくて今日は来たんです。単刀直入に言うと私も苅田先生と森下先生の監禁調教と性奴隷としての二人の飼育の仲間に入れて欲しいんです。恐怖もありますけど、それ以上に苅田先生を辱しめたいって気持ちのほうが強いんですよね」

（宮野さん…この男たちの仲間になりたいって一体何を考えているの？そんなの危険すぎる…）

「み、宮野さん…」

「リーダーどうするよ？俺は反対だな。この女がいつ裏切って警察に行くか分からんからな。俺たちの存在を知られてしまった以上、この女も監禁してここで調教するしかないんじゃないか？」

「ああ、俺も同じ意見で仲間にするのは反対だ。この女を信じる理由がないな。こいつも丸裸にして縛りあげちまおうぜ。丸裸で縛られてる写真とビデオを撮って逆らえねえようにしちまわねえと」

仲間の男が麻縄の束と首輪を持って明日香の背後に立った。麻縄を持つ男を見て真子は身体を震わせていた。ナースの明日香まで性奴隷にされてしまうのではないかと。それは檻の中の玲子も同じように思って真子同様に身体を震わせている。