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第17章 真子の被虐妄想

（イ、イヤぁ…誰か入ってきたらこんな恥ずかしい姿を。それに写真も…）

真子の被虐妄想。勤務する病院のナースたちにまで身体を弄ばれ、やがて支配されていく。男たちだけでなくナースたちの奴隷にもされてしまう。読んでいた官能小説のストーリーが頭に浮かんだ。同性の玲子に受けている玩具責めも重なり、真子の被虐妄想は膨らんでいくのだった。

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（またこんな妄想を…でも、こんなことが現実になってしまったら…）

「ヘッヘッヘッ…苅田先生よ、気持ち良さそうだな。そんなに森下先生に責められるのがいいのか？やっぱり女の感じるところは女が一番よく知ってるからな」

「山荘で撮影した苅田先生と森下先生のレズビデオもかなりエロかったからな。二人のレズ作品をAVメーカーに売り込んだら金になりそうだな」

「ああっ！はあっ、ああ…くっ、はあ…ああっ、はあっ！」（また玲子とレズをさせらるの。それをアダルトビデオにされるなんてそんなことは…）

勤務する病院のナースたちのに貞操帯の装着がバレてしまい、それがきっかけとなりナースたちの奴隷にされ身体を弄ばれる。親友の玲子とさせられるレズをアダルトビデオとして販売され、大勢の男たちに見られてしまう。そんな妄想をしながら玲子に花芯と尻の穴を玩具で責められ絶頂する真子。同時に再生されているアダルトビデオのマスク姿の真子も男優にバイブ責めをされて絶頂していた。アダルトビデオの自分と同時に絶頂してしまうなどあまりにも惨めであった。

全裸でＭ字開脚の格好で椅子に縛り付けられ、自身が出演するアダルトビデオを見せられながら同性に玩具で二穴を責められるという地獄の責めに被虐妄想も重なり真子は何度も絶頂してしまう。それでも梶山の命令により玩具責めは続けられ、アダルトビデオも何度も繰り返し再生された。精神も支配されていくこの拷問は朝まで続けられていった。

このような精神まで支配されていく拷問は読んでいた官能小説のストーリーには存在しない。真子はナースたちに凌辱される官能小説のストーリーのほうがまだましだと思っていた。そして、山荘でさせられた玲子とのレズを思い出しながら、その玲子の手によってこの日も絶頂させられていくのだった。