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第18章 強制AV出演

問答無用というような女王様の責めに、すぐ近くで見せられているK子と真子は身体を震わせていた。AVの撮影とはいえ、いきなり拷問のような激しい責めをさせるC子を見て今日の撮影がハードなものになると真子は覚悟したのだった。C子は白目を向きながら悶絶し、絶頂を繰り返した。

C子への厳しい責めが続けられている中で巨乳のK子が黒服を着た二人の男に身体を掴まれ、オークション参加者たちの方向に尻を向けるように四つん這いの格好にさせられた。ゴム管の先のノズルを肛門に挿入し、ゴム球を握ると液体が流れ込むエネマリンジンと呼ばれる浣腸器とグルセリンの液体が入った透明のボウルが用意されると、C子同様にK子も首を激しく振った。

K子の懇願はもちろん無視され、黒服の男の手によって肛門にエネマリンジン浣腸器のノズルを射し込まれた。恥ずかしさと不安から大声をあげる巨乳のK子。嫌がるK子に参加者たちは興奮する。

真子も同様に息を飲んでその様子を見守っていた。そして、ゴム球を握られるとK子の肛門にゆっくりとグルセリンの液体が流れ込んでいった。黒服の男はK子の啼き声を楽しむようにゴム球を強く握ったり弱く握ったりと強弱をつけていった。

「うぶーっ！んぶーっ！いぎゃぁ…あぁっ…んんっ、んっ…うぶぶ…んっ…」

尻を突き上げた四つん這いにされた巨乳のK子が屈辱のエネマ浣腸で悶え、その隣では左足を高々と吊り上げられた熟女のC子が女王様にバイブと電マを使って何度もイカされている。全裸で縛られたマスク姿の女二人が拷問を受ける。それを見ている参加者たちは笑いながら二人を罵っている。真子にはその光景が地獄のように見えた。

（凄い光景…でも、これはAVのお芝居なのよね。奴隷オークションなんてこんなことが現実にあるわけは…それにしても…）

「奴隷オークション」それはあくまでAVの設定であり、現実に奴隷の売買など行われているはずがないと真子は思っていた。これまで真子が愛読していた官能小説のストーリーは全て現実のことになっており、そのことを真子は不気味に感じていたが偶然であると無理矢理自分に納得をさせていた。

真子が読んでいた官能小説のラストシーン。それは主人公が奴隷オークションにかけられるというものだった。しかし、小説のラストシーンを読む前に梶山たちに拉致された為、真子はその事実を知らなかったのだった。