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第19章 AV撮影「人妻奴隷オークション」

監督の合図で男10人が磔にされた真子に一斉に襲いかかる。乳房、クリトリス、花芯だけでなく、耳たぶ、首すじ、脇腹と全身のあらゆる部分を玩具で刺激されていく。それまで共演していたC子とK子はガウンをかけられ「お疲れ様でした」と冷めた顔でスタッフに挨拶をしてスタジオを出ていった。出演者では真子だけが取り残される状況がまたも惨めさを演出する。

スタジオから出ていった二人は素人という設定だったが、実はC子とK子は中堅クラスのAV女優だった。二人はほとんどのシーンで演技で絶頂しており、本気でイカされていたのは真子だけだった。

「ああっ！はあっ！くはあ！イクっ、イクぅ！はあっ…ああっ！お、おかしくなる！」

これまで散々イカされてきた最後に30分間にも及ぶ快楽責めによる強制連続絶頂。アダルトビデオ撮影という本来はお芝居の中で演技ではなく、本気で責められイカされる真子。

この日の撮影から約一ヶ月後、撮影されたAVはDVDでの販売とネット配信がスタートした。その映像はリアルでDVDが販売されるとすぐに「エロい」とネット上で話題となり、梶山たちは大金を手に入れることになるのだった。

それと同時にこのAVに出演している「M子」という女優が誰なのか、ネット上ではその正体を調べようとする大捜索がはじめられていたのだった。身バレするかもしれないという新たな恐怖が真子に加わるのであった。