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秘密の花園
第5章 覚醒


早速二人で陛下の部屋へ向かった。

奥へ通されると
ラディンと私に緊張した空気が流れる。


『参りました。』

更に奥の部屋から王妃様と二人で出てこられた陛下は

疲れを見せない笑顔で私たちに向き合った。


「まぁまぁ二人とも

そこへ掛けて」

ソファーを勧められ
4人で腰掛けると
陛下はふぅっと息を吐いた。


「ラディン、今回は急に呼び立てて申し訳なかった」

陛下は一番にラディンに謝りの気持ちを伝えた。


「いいえ。私のような若輩者が陛下のお役に立てるなら光栄に存じます」


「シルク、ラディンから旅の話は聞いたか?」

『はい。数日間、先生のお城に滞在する事ですね』

「そうだ。

シルクはもうすぐ18歳
早急に力を自分のモノにしてもらいたい」

『私に本当にそんな力があるんでしょいか?』


「ラディンについていけばわかる

ラディン、君を信頼して全てお任せする。
時間は多少かかっても完璧に…」


「かしこまりました。では早速出立させていただきます」


「シルク、気をつけてね」


なんか
私居なくても?

少し寂しい。


急に突き放されたみたいで
立ち尽くしていると
二人で私を抱きしめた。

不意に訪れた懐かしい温もりに
思わず涙が溢れていた。


 
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