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秘密の花園
第6章 旅立ち

着いた所は周りを木々に囲まれた
小さな集落だった。
馬車が中央の広場に着くと人々が集まってきた。

クリスが馬車の扉を開けてラディンが先に降り
私の手を取って降ろしてくれた。

「長旅、お疲れさまでした。」

「お待ちしておりました、シルク様」

私の両親と同じ様な年頃の男女が
深く礼をして迎えてくれた。

『ラディン様のご厚意に甘えて参りました。
よろしくお願い致します』

私も礼をして挨拶した。

ラディンとクリスが荷物を降ろして
私は近くの講堂の様な場所に案内された。

皆が温かい食事を用意して迎えてくれた。

いつ到着するかも判らないのに
皆、待っていてくれたのである。

「お口に合いますかわかりませんが…」

と前置きされて出された料理は
どれも美味しくて疲れた身体に染み込んでいった。

先程迎えてくれたのは
ラディンの両親で
この集落の長だった。

地図にも描かれていない小さな秘密の集落は
人々が暖かい素敵な所だった。

私の緊張も徐々に解けて
これからの滞在に安心出来た。

「今日はお疲れになったでしょう?
温泉に案内させますから
入ったあとはゆっくりとお休みください」

『ありがとう』

私はクリスと少女に案内され集落の外れの温泉に向かった。

「ここの温泉は疲労回復に抜群の効果があるんですよ」

少女に促され
側の小屋で服を脱いでゆっくりと温泉に浸かった。


 
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