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秘密の花園
第9章 別れの夜に…


『んっ』

目覚めると自分のベッドの上だった。

身体の気だるさはあるものの
昨夜、ぐちゃぐちゃに乱れたはずの素肌の汚れは
綺麗になってさっぱりしていた。

もしや、夢の中の出来事?


そんなはず…ない…

手首にはうっすらと紐の跡…


思い出せば身体の芯がジュンと熱くなる。

でもラディンは私と一つにはなってくれなかった…

私はモヤモヤとした気分で
ダイニングに向かった。


 
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