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えっちなBL短編集
第6章 今日も幼馴染が可愛すぎて我慢できない!
「かはっ…!げほっ、げほっ、はっ、はぁっ…!」

なに?気が飛んでいた。胸が苦しい、今何をしてたんだっけ?さっきまで何を考えてたんだっけ?

心臓がバクバクと鳴って、視界が涙で見えない。

「渉くん!よかった!心配したよ!」

コウに抱きしめられ、渉はさっきまでのことを思い出す。コウに鼻を摘まれて気を失うまで窒息キスをされたんだ。

「よかった…もう死んじゃうんじゃないかと…。戻ってきてくれてよかった」

コウは何度もよかったよかったと言って、渉を抱きしめる。目が覚めなかったら渉は死んでいたのかな。

コウのせいで死ぬのは嫌だが、渉のせいでコウが刑務所に行くのも嫌だ。それはそれでなんだか申し訳なくなる。

「渉くん大丈夫?ごめんね」

「っ、コウは、渉をどうしたいんだ…!な、何で苦しめるんだ…!」

「はぁ、声を荒げるなよ。うっさいなぁ」

「だって、コウのせいで死にかけたし…!」

「死んでないからいいじゃん」

「よくないよ!」

渉は珍しく声を張ってそう言った。コウに生死に関わる冗談はやめてほしいと心から訴えかける。でも、コウは数秒渉を見つめると、ニヤッと笑って口を開いた。

「…よかった。生き返ってくれて嬉しいって、そう思える自分に心底安心するよ。もしさぁ、渉くんが目覚めなかったら少しでも後悔してたってことだもん。だからよかった」

もう何言っているのか理解できない。コウと話が通じない…。布団を手繰り寄せて自分の体を隠す。

「そろそろ向こうも終わった頃かな?今日酒飲んでたし、あの人かなりのサドだからお母さんも大変だろうね」

「…?何の話…?」

ギィ…バタン…

そんな話をしていると家のドアが開く音がした。
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