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第6章 LOVE Lesson 3回目

「野次馬って！セイジさん達に何かあったら大変と思ったんですよ！」

ナツはゴミ袋を振り回しながら、一生懸命に説明をしてくるが

「うん、そっか…ナツでも…専門外だからさ～何も出来ないだろ！」

セイジはやんわりな様で、直球をナツに投げた。

「はっ！専門外！！」

その現実にナツは、かなり衝撃を受けたみたいだ。

「取り敢えず…ゴミを捨ててきた方が、いいんじゃないかな…」

一応フォローしてみた。

「あっ！早くしないと、おばちゃんに怒られる！有難うございます！今日もレッスン頑張って下さいねっ！」

「あ、有難う…」

ナツが勢いよく走り出そうとすると

「転ぶなよ～！」

セイジは温かい眼差しで、ナツを見送った。