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第6章 LOVE Lesson 3回目

「たまたま！エントランスで会ったから！」

「何かされたんじゃないの～？」

ハヤトは、背中を曲げて鼻先近くまで顔を寄せてきた。　

「し、してない！」

「本当かよ？あの面に騙されて抱き締められて、ポヤヤヤ～って、したんじゃないの？」

「なっ…！」

監視カメラから、見てたのかしら！？

動揺する私に…目を見開いてガン見される。

綺麗な分凄みが増すわね…
ヤナセ程ではないけど…。

「言っちゃいなよ…セイジに何かされたんだろ？」

「な、ない…疲れるから…ヒールを脱ぐのに、スーツの上着を敷いてくれただけよ」

「ヒ～ルゥ～！？」

そう言ったハヤトの顔が、更に近付いてきた！