パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第9章 LOVE Lesson PASS

「マサキは真面目だなぁ～！じゃあねぇ～」

「ふふ…はい！」

コウセイはツーステップ踏みながら、ラウンジを出て行った。

「はぁ…どいつもこいつも…またお騒がせしてしまったね」

マサキは表情をしかめて、湯飲みを差し出してくれた。

「いえ…皆さん個性的で…優しいですよね」

素直な気持ちで言うと

「そう言って貰えると…有難いね」

心地好い声でマサキが微笑む。

湯飲みを手に取り一口含んだ日本茶は…甘くてふんわりとした味が で…とても優しかった。

器用でもぶっきらぼうでも…一人一人の講師が、私たち生徒に真心を尽くしてくれてる事が…

何よりも嬉しく思える…。