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ラブカルチャースクール+α
第16章 ヤナセ☆夫 編
「えっと…膝枕って…あの膝枕?」

思わず聞き返すと

「…そうですね…普通の膝枕かと…嫌ですか?」

「いえいえ!滅相もございません!」

端から見たら本当に夫婦なんだろうか?的な会話だ。

でも、膝枕なんて本当に…そうそう経験した事なくって…

どうすればいいのかしら?

ただ座って、腿に柳瀬の頭を載せればいいのかしら?

取り敢えずベッドの上に、正座をすると 

「正座より…脚を伸ばした方がお互い楽かもしれません…」

夫の指示に緊張が走る。

「はい!分かりました!」

「クス…君は脚を伸ばして、楽にしてて下さい…」

「は…い…」

うう…ただこれしきの事でレクチャーされるなんて…一生この人に敵うものなんて無いのね…。

ダブルベッドの上に、脚を伸ばすと

「失礼します…」

柳瀬は、横たわった…。


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