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第18章 LoveCS ミーティング

役員たちは手元の資料を眺めながら

「毎回、検討案件ではあるが…過渡期の今だけに、もう少し先にならないと現実的に厳しいんだよ…」

マサキ並みダンディーさを醸し出す役員が現状をホズミに納得させようとするが…

「いやぁ〜ん！毎回そう言って濁すんですもの！今回は引かないわよ！」

両腕を肩の高さまで上げて、ファイトポーズを取る。

そんなホズミの態度を役員は、全然気にもしない。　

講師陣は内心で

『流石…役員衆…』

と呟いていた。

「じゃあせめて、バスタイムルームを作ってよ！」

「…これは無意味だろ…」

役員の前にワタリが突っ込む。

「なっ！メッチャ女子力上がるのよ！」

「お前が入りたいだけだろ！この薔薇風呂っ！」

「たくっ！煩いなぁ…」

ホズミはいきなり男性口調でムクレた。