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ラブカルチャースクール+α
第22章 LOVE Lesson2 D
「顔が赤いね…ちょっと失礼するよ」
「え…ひゃっ」
熱があると思ったのか、マサキは私の前髪を掻き分けおでこに手を当ててきた。
優しかった目が真剣に見詰めてきて、長くて骨太の指が頬や首筋を触っていく。
「熱はなさそうだけど…顔がやたら赤いね」
「そ、それは…マサキさんが近いからで、でっす」
これ以上の誤解されないように素直に白状すると――――
「え?俺のせいなのかい…それなら光栄だね」
大きな手のひらで私の頬を包み込み、優しく微笑んで綻ばせた顔を鼻先がくっ付きそうな位置まで寄せてきた。
「うっ!」
ドックン!ドックン!
手のひらから伝わってくるマサキの体温
…
微かに唇に掛かる吐息が…
頭を朦朧とさせる。
「マサキさん…近いです」
「そう?緊張するかい?」
マサキはバリトンボイスで甘く囁き、片手を頬に当てたままもう片方の腕を腰に回してきた。
「え…ひゃっ」
熱があると思ったのか、マサキは私の前髪を掻き分けおでこに手を当ててきた。
優しかった目が真剣に見詰めてきて、長くて骨太の指が頬や首筋を触っていく。
「熱はなさそうだけど…顔がやたら赤いね」
「そ、それは…マサキさんが近いからで、でっす」
これ以上の誤解されないように素直に白状すると――――
「え?俺のせいなのかい…それなら光栄だね」
大きな手のひらで私の頬を包み込み、優しく微笑んで綻ばせた顔を鼻先がくっ付きそうな位置まで寄せてきた。
「うっ!」
ドックン!ドックン!
手のひらから伝わってくるマサキの体温
…
微かに唇に掛かる吐息が…
頭を朦朧とさせる。
「マサキさん…近いです」
「そう?緊張するかい?」
マサキはバリトンボイスで甘く囁き、片手を頬に当てたままもう片方の腕を腰に回してきた。