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ラブカルチャースクール+α
第22章 LOVE Lesson2 D
あんなに濃厚なキスをしておいて、息一つ乱れていないなんて…

ラブカル講師恐るべし!!

マサキを呆然と凝視していると

「じゃぁそろそろレッスン始めようか?」

甘い微笑みを浮かべながら、親指で私の濡れた唇をそっと拭ってくれた。

普段のされ慣れない行為に、胸がドキドキする。

「は、はいっ!」

声をひっくり返して答えると、マサキは優しく微笑んだ。

「着替えとかは今までと同じだけど…分かるかな?」

「はい!大丈夫です!」

『着替え』と言われて、前回の羞恥プレイが一瞬頭を過る。

マサキはあそこまではしないだろうけど…。

「俺も準備して待っているね」

「分かりました!」

勢いよくマサキに一礼をして、脱兎の如くレッスン室に飛び込んで行く。


いよいよマサキとのレッスンが始める。

ローブ姿で甘く響くバリトンボイス――――

想像しただけで、鼻腔の奥が妙に熱くなった。

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