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ラブカルチャースクール+α
第22章 LOVE Lesson2 D
あれ…いつの間に?
呆然としながら見上げると、少し流れ落ちたマサキの前髪が揺れている。
「ははは!俺に思いっきりしがみ付いていたから、寝っ転がったのに気付かなかったかな」
マサキは目を細めて柔らかく微笑んで、指先でそっと顔に掛かった髪を払ってくれた。
その優しい感触にドキドキと胸がときめいてしまうけど、ビギナーみたいな自分がちょっと情けない。
「み…みたいです」
「ふっ…可愛いね」
口端を上げて苦笑いする私にマサキは、指先の裏で頬を撫でて上げて極上の甘さで蕩かせてくる。
あぁぁ…
まるで今の私はまな板の上の鯉ならぬ、大理石の上でテンパリングされるチョコレートみたいにトロトロでございます〜。
頬のラインに沿って何度も往復されるマサキの指の感触に酔いしれる。
恍惚感のような気持ち良さが頭の奥にじんわりと広がりだして、ウットリと目を半分閉じると…
再び唇に、温かい物が重ねられた。
呆然としながら見上げると、少し流れ落ちたマサキの前髪が揺れている。
「ははは!俺に思いっきりしがみ付いていたから、寝っ転がったのに気付かなかったかな」
マサキは目を細めて柔らかく微笑んで、指先でそっと顔に掛かった髪を払ってくれた。
その優しい感触にドキドキと胸がときめいてしまうけど、ビギナーみたいな自分がちょっと情けない。
「み…みたいです」
「ふっ…可愛いね」
口端を上げて苦笑いする私にマサキは、指先の裏で頬を撫でて上げて極上の甘さで蕩かせてくる。
あぁぁ…
まるで今の私はまな板の上の鯉ならぬ、大理石の上でテンパリングされるチョコレートみたいにトロトロでございます〜。
頬のラインに沿って何度も往復されるマサキの指の感触に酔いしれる。
恍惚感のような気持ち良さが頭の奥にじんわりと広がりだして、ウットリと目を半分閉じると…
再び唇に、温かい物が重ねられた。