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ラブカルチャースクール+α
第22章 LOVE Lesson2 D
「んん…」

柔らかくて熱い…マサキの唇。

ゆっくりと圧が掛けられ、唇が押し広げられていく。

肉厚の舌が浸入してくるかと思ったが、予想に反して焦らしながら、赤い隙間を啄むように小さく何度も吸い付かれる。

マサキは体重を掛けないように身体の上に覆い被さり、片腕は私の頭を囲うに置いてきた。

私はマサキの下に、スッポリと収まる。

まるでマサキで、ラッピングされているみたいだ。

お互いの体温の上昇してきているせいかマサキのパフュームがラストノートに変わり、アダルトな森林浴をしている気分にさせる。

「ふぅ…んっ…うぅん」

揉み解していくキスが気持ち良くて、自然とマサキの首に腕を回して唇を密着させていた。

絡めた腕でが釣り上げられ背中が少し弧を描くと、そのアーチに片腕が滑り込んでくる。

マサキの手が背中をひと撫でしたかと思うと――――

プツッ…

小さな音が聞こえて、胸元が急に楽になった。

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