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ラブカルチャースクール+α
第22章 LOVE Lesson2 D
ん…?
これってもしかして――――
ブラのホックが外されたっていうやつかしら?

なけなしの理性で状況を把握しようとしたが、圧迫感がなくなった胸元は明らかに重力のまま左右に広がる感覚がする。

まだローブの腰紐も解かれていない内に、やすやすとロックが解除されていた。

あれれれ〜?
ここの下着ってこんなに簡単に外れる仕組みだっけ?

いずれは素っ裸にされるのに神業のようなマサキの指テクに、かなり動揺してしまう。

この流れだと次は腰紐を外されて、ローブが脱がされるのかしら?

十中八九そうだと思って、全身に緊張感を走らせて待ち構えると――――

プニィ〜!

胸が温かい物に包まれて、軽く掴まれた。

「ふぅんっ!」

予想を覆しマサキは、ローブの上から胸を揉み始める。

驚いて声を出したくても、唇は塞がれたままで声がこもった。

ローブの上からなんて特に珍しくもないのだけど、中途半端に脱がされたブラが気になってしまう。

あぁ何か…凄く焦らされる。

でもまだこれはほんの序の口で…

マサキの『焦らし』はこんなもんじゃないのをこれからしこたま味わうのだった。

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